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はじめまして。
2児の母でシングルマザー「のん」です。
離婚を切り出したら、やることが沢山で大変。
でも何からやればいいの?準備をしていないと、相手が優位になることもあります。
私が実際にやった準備、特に財産のリストアップについてを載せます!
離婚届を入手する
離婚届は、市区町村の役所の戸籍を扱う課で受け取ることができます。
婚姻届同様、様式は全国共通なので、職場の近くやお出かけ先の近くの役所でもらっても大丈夫です。一部の役所では、ダウンロードすることも可能ですが、その場合はコンビニ等でA3サイズに印刷し直さなければならなりません。
離婚原因の証拠を集める(不倫、DV、モラハラ、虐待…)
離婚を考え始めたら、冷静に準備を進めた方が良いです。
特に、調停や裁判に進むと、確実な証拠が必要となります。相手に見つからないように、録音や録画を出来る環境を考えたり、日記をスマホのメモ機能でつけ始めたりしてみると良いかと思います。
不倫の場合
ショックで何も考えたくはないと思いますが、勢いで相手を責めると逆に不利になる可能性があります。
離婚をするにしても、慰謝料を請求するにしても、証拠集めが大切です。
不倫しているかも?と思ったら以下の行動をチェックしてみましょう。
当てはまるものはいくつありましたか?
不倫の証拠となるのは、肉体関係があったことがわかることです。
- ラブホテルに滞在していると分かる写真、動画、録音
- 日帰りでは帰って来られない場所に2人で行っている証拠
- SNSのチェックする
- 自宅や車にボイスレコーダーや小型カメラを設置し記録を残す
- ラブホテルのレシートを見つける(ゴミ箱、鞄、財布の中など)
- 2人のLINEやメールなどやりとりをスクリーンショット等で残す
- 第三者の証言
- 集めた証拠、怪しい行動、精神的な被害等を日記やメモにしてまとめる
ということをしておくと良いかと思います。
逆に、証拠として認められにくいものは、日常的な会話や、食事をしているだけの写真です。また、スクリーンショットは改ざんや偽造されやすいことから証拠として不十分になる可能性があります。また、相手の家に侵入してレコーダーをつけた場合、プライバシーの侵害として刑事責任を問われる可能性があるので注意しましょう。
不倫の証拠を自分だけで見つけるのは大変なので、専門家に相談するのが良いかもしれません。
モラハラの場合
モラハラは、言動や態度で精神的苦痛を与えることです。
- 人格を否定される。
- わけもなく相手の気分次第で無視される。
- 大切なものを捨てたり壊されたりする。
- 小さなミスを何度も威圧的に責められる。
- 友人、知人との交流を制限される。
こんなことがあれば、モラハラを受けていることになります。
- 暴言を録音、録画する。
- ものを捨てられた事実を画像や動画に残しておく。
- モラハラを受けたことを日記として残す。
ということをして、証拠に残しておいた方が良いです。
モラハラは程度が酷く、常態化しているという事実が必要です。喧嘩になった時に悪口を言われたという程度では離婚の原因として認められないことがあります。
DVの場合
DVは、身体的な暴力を受け、外傷が残ることです。
まずは、安全を確保しましょう。行政にDV、虐待などの相談をすると、すぐに利用できる「シェルター」や「シェアハウス」の紹介をしてもらえます。
証拠を集めるにしても、バレたら相手からさらなるDVを受けてしまうかも?と不安になりますよね。でも、相手から言い逃れをされないためにも、やはり証拠集めが大切になります。
- 怪我や被害状況の写真を撮っておく。
- DVを受けたことを日記として残す。
- DVの様子を記録した音声、動画を残す。
- 第三者の証言。
- 警察や相談センターへ相談し、相談記録を残しておく。
- 保護命令が発令された記録を残しておく。
- 病院で診断書をもらっておく。
ということをしておくと良いかと思います。
病院で診断する場合は、どこの科を受診するべき?
以下にまとめてみました。
怪我の内容 | 受診する科 |
---|---|
あざ、やけど、切り傷など皮膚への被害 | 皮膚科、整形外科 |
精神的苦痛 | 精神科、心療内科 |
骨折 | 整形外科 |
性感染症や無理な性行為を強要された場合 | 婦人科、産婦人科 |
DVを受けた場合、出来るだけ早く、診断書をもらったり相談したりという行動を起こしたほうが良いです。
なぜならば、期間が空いてしまうと、怪我が治ってきてしまったり、怪我をしたこと自体わからなくなってしまいがちだからです。
診断書には、
- 怪我、病気の名前
- DVが原因になっている点
- 治療にかかった期間
を記入してもらうと証拠になるかと思います。
虐待の場合
虐待は4つに分けられます。
- 身体的虐待…殴る、蹴る
- 心理的虐待…脅し、暴言
- ネグレクト…食事をを与えない、衛生状態を悪くする
- 性的虐待…性行為や性行為を見せる
まずは、安全を確保しましょう。
行政にDV、虐待などの相談をすると、すぐに利用できる「シェルター」や「シェアハウス」の紹介をしてもらえます。
相手から言い逃れをされないためにも、やはり証拠集めが大切になります。
- 怪我や被害状況の写真を撮っておく。
- 虐待を受けたことを日記として残す。
- 虐待の様子を記録した音声、動画を残す。
- 第三者の証言。
- 行政へ相談し、相談記録を残しておく。
- 病院で診断書をもらっておく。
- 警察や子ども家庭支援センター等へ通報し、記録を残す。
ということをしておくと良いかと思います。
慰謝料をどうするか決める
慰謝料は、精神的な被害に対する損害賠償のことです。離婚の慰謝料は、配偶者が行った行為によって受けた精神的苦痛に対するものと、離婚することで夫または妻という地位を失うことで生じる精神的苦痛に対するものの2つに分けられます。
慰謝料の相場は下記の通りです。
不倫の発覚後離婚しない場合 | 50〜300万円 |
不倫が原因で離婚する場合 | 100〜300万円 |
婚姻期間によっても変わってきますので、専門家に相談すると良いでしょう。まずは市区町村がやっている無料相談や、法テラスに相談するのが良いかと思います。
慰謝料が発生しないケースは、次の通りです。
- 性格の不一致による離婚
- 義実家との不仲による離婚
- 婚姻関係破綻後の不倫
- 配偶者の信仰宗教を理由にした離婚
財産のリストアップ
離婚後の生活のために、とても重要になってきます。
一つずつ、確認していきましょう!
夫婦それぞれの収入
婚姻費用・養育費の算定に必要です。
源泉徴収票または確定申告書をコピーしておきましょう。
夫婦それぞれの預貯金、子ども名義の預貯金
財産分与の際に必要です。
通帳を記帳して、できれば全てのページをコピーしましょう。後に通帳の履歴を見て、資産隠蔽が発覚することもあります。子どもの預金も財産分与の対象になります。
保険
生命保険などは、解約返戻金があるものがあります。解約せずに分与する場合解約返戻金の半額を財産分与として
精算することになります。保険証券に解約返戻金が書かれていることがあるので、資料として保険証券のコピーがあると良いです。解約返戻金が書かれていない場合は、保険会社に問い合わせると教えてくれます。
不動産、車
売却査定額が財産分与の対象となります。相手が調べた額と実際は違う場合も考えられます。売却を予定している方は、必ずご自分でも査定をしてもらうことをお勧めします。
私は、車はMOTAで売却しました。
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株などの有価証券
結婚後の預貯金から入手した株や有価証券は、財産分与の対象になります。株を持っているか分からない場合は、相手の通帳を見ると取引履歴がわかる場合があります。
ローン
ローン会社の明細書をコピーしておき、残高を把握しておいた方が良いです。
住宅ローンを組んでいる方は、以下を確認してください。
私は住宅の財産分与で一番苦労しました💦
HAPPY❤︎と思える日々を目指して頑張りましょう!
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